予防治山工事(刈羽村大字赤田北方地内)

工事責任者:駒野
工期:平成27年6月~平成27年12月

数年前の豪雨で土砂崩壊した山腹の地すべり防止工事で、平成26年度より二期目の工事現場です。

■工種
地すべり防止/砂防工事

■工事内容
斜面整地工(掘削 139㎥ほか)
№3土留工(大型フトン籠)
H=3.0mL=29.0mV=125.6㎥
水路工(コルゲートフリューム350)
L=56.2m
暗渠工(100mm)
L=37.0m

現場からの一言

地すべり被災地で、土工事主体の現場なので梅雨時期を避けて着手、仮設備が完了し、土留工の大型フトン籠の詰め石作業時には猛暑日が続き、熱中症対策に苦慮しました。夏季休暇までの実稼働16日のうち8日がWBGT(暑さ指数)28℃超えの過酷な状況の中、作業員を助けてくれたのが3台の大型扇風機でした。体感温度が2℃~5℃下がり、日陰のない作業現場の環境改善に役立ちました。
弊社及び協力会社のメンバーも昨年と同じなので、現場周辺の踏査、降雨時の雨水処理等の処理も順調に行えました。また、発注者様との協議、打合せを適時に行い、滞りなく現場を収めることが出来ました。竣工写真の景観の良さは植栽工の並びの良さがイメージアップになっていると思いますが、下地の斜面整地の良さが生きています。竣工検査の評点も良好でした、現場に携わって頂いた関係者の方々に感謝致します。