第五中学校 グラウンド整備工事

工事責任者:駒野
工期:平成29年3月~平成30年10月

■敷地造成工
掘削/運搬/残土処理 1.0式 
植生工 1.0式

■雨水排水設備工
側溝工 U型側溝/自由勾配側溝 1.0式
集水桝 1.0式

■暗渠排水工
1.0式

■グラウンド・コート舗装
クレー舗装
路盤/表土 各t=10cm
13,100㎡
平板舗装 270㎡

■施設設備工
砂場工 防球フェンス工 バックネット工 国旗掲揚塔工 各1.0式

■散水設備工
1.0式

■乗入工
乗入舗装工 57.0㎡

■仮設工
敷鉄板 1.0式

現場からの一言

本工事は、第五中学校の野球場とサッカー場兼トラック競技場を整備する工事でした。施工場所は、交通量も少なく、地形は平坦で支障物もない所でした。現場の条件は良好でした。
施工中の課題は主に3点ありました。
① 「第五中学校改築(建築本体)工事」が隣接していたため、仮設道路や資材置場等、工程の調整に思案しました。
② 野球場の当初計画の表面勾配を変更し、土工事の搬出土量を抑えながら、勾配高さを算定して双方の条件を両立させる計画を立案し施工しました。
③ 「i-Construction」技術を導入し、起工測量から出来形管理まで迅速に対応しました。
この施工方法により、土量の把握、機械施工の高さ管理が正確になり、土工/基盤整地/路盤工/表層工/の一連の作業が停滞することなく順調に行えました。
積雪が多い地域の為、グラウンドを使用する期間は他の地域に比べると限られています。それを熟知している
地元の施工業者の皆さんにより、水はけの良いグラウンド制作を第一に考えて、表面勾配、排水設備、表土材料の選定まで一貫して施工する事ができました。
第五中学校の生徒の皆様の歓喜の声が永久(とわ)に続くことを切に望みます。
施工場所が、同中学校の跡地という事もあり、地元の方々のご理解とご協力の下で工事を進められました。
大変感謝しております。ありがとうございました。